「子どもにはヒマと貧乏を。」
ぐっと来た。
子どもの発想力共育法というので、どういう本かなぁと最初は思った。
でもただの発想力を鍛える方法ではない。
本質的に大切なことが沢山書いてある。
私にも思い当たることが沢山あった。
私は学生時代に幼稚園実習に行きましたが、
毎日習い事や塾に通っていて「忙しい」と3歳児は言っていた。
私が子ども時代は、暗くなっても外で遊んでいた。
夢中になって縄跳び、ドッジボール、バスケットなどで遊んだ。
ゲームと言えば、PC版「信長の野望」。
本を読むことも好きだったので、サンタクロースにはいつも
本を頼んでいた。
お小遣いは、なかった。
必要なときに親に申請する。
何を買うのか、親に交渉して必要性を訴えてお金をもらっていた。
確かに、私は貧乏でヒマであった。
だから沢山遊びを開発した。
友達とも沢山話しをした。
家族であれ、1対1の人間同士として尊重することを
自然と身につけていた。
だから、大人になった今でも、仕事も人生も楽しんでいる。
まわりの子どもに胸をはって言える。
「子どもも楽しいけれど、大人はもっと楽しいよ」と。
そんな私たちの時代には当たり前だったことが、
今は、親が作ってあげないと「ない」のだ。
下手すると親が彼らのヒマと貧乏を壊している。
三谷宏治さんのような親が沢山増えたら、
世の中は、もっと幸せで愛に満ちて、楽しいに違いない。
そう思わせてくれる素敵な1冊。